








サイズ 約 直径20×26.5㎝ 高さ12.5cm (蓋をした状態 高さ23cm)
容量 9分目で2500cc
材質 陶器(土鍋土)
土鍋や壷、すり鉢など生活道具を多く手がける壷田さんの土鍋です。
薪窯で焼かれた土鍋は、火のあたり方や灰のかかり方など、ひとつの土鍋でもたくさんの表情を見せてくれます。
わずかに薪窯の灰があたり深みのある色に変化する、土の色が美しい土鍋です。
蓋の取っ手部分は空洞で魚の形をしており、魚の口から鍋の湯気が立ち上る楽しい鍋となっています。
ご飯土鍋のような深さがありますが、本体の蓋を受け止める部分の形が立ち上がっていない為、ご飯を炊くと吹きこぼれやすい形となります。
コトコトと気長に炊く料理向きです。
写真1.2枚目:土鍋の前と後ろで焼き色に変化があります
写真6枚目:土鍋内側には黒釉、蓋の内側には鉄釉が施されています。
写真7枚目:ポストカードとの大きさ比較
★土鍋土で作られた器は、使い始めに多孔質の土が水漏れしないように、おかゆを炊いて一晩置く「目止め」と呼ばれる作業が必要です。
「目止め」の方法と土鍋取り扱いの注意点を記した紙を同封致しますので、お目通し下さい。
■■壷田 和宏さんと壷田 亜矢さん、ご夫妻で焼き物を作っています。
愛知県立芸術大学の陶芸学部で焼き物を学んでいた彼らは、卒業後すぐから自分達で薪窯を作り、以後30年近く、焼き物と薪窯に関わってきました。
今は、宮崎県の高千穂の山の上で(冬には屋外は摂氏-10℃以下にもなる土地で)、薪作りや土作りから始まる作陶を続けています。